教職開発コース 修士論文のテーマ
近年の論文題目一覧
2022(令和4)年度
- 生徒の個性的な授業参加にみる言葉の経験
―中学2年国語科授業における言葉による共生と言葉の学び― - 公立小学校に在籍する特別支援教育支援員の実践知
―通常学級での支援に関する語りの質的分析― - 水俣芦北公害研究サークルの教師による公害教育の探究
―水俣病とその患者の表象の編み直しに着目して― - ガレス・マシューズの「子ども期の哲学」の発見
―子どもの言葉の聴き方に着目して― - 協働学習場面における他者との相互作用をリソースとした個人の学習の成立
―中学2年数学科単元「相似」を事例として―
2021(令和3)年度
- 英語科授業における深い内容理解を促す教師の支援
―中学一年生の授業の分析― - 通常学級における特別な教育的ニーズのある生徒の対人関係への認識の成り立ち
―生徒の語りに対する批判的実在論に基づくディスコース分析― - Michael Fielding による変革的な教育の議論の探究
- コロナ禍における学校行事をめぐるディスコース
- 教師同士のケアリング関係構築と人生経験との関連の分析
― 5 人の中学校教師のライフストーリーを手掛かりとしたナラティヴ・アプローチ― - 指導者-学習者間の運動感覚の共有につながる言語・非言語フィードバックの特徴
- 小学校理科授業における理解深化と疑問変容過程の検討
―生活的概念と科学的概念に着目して― - 中国移民の母親が持つ不安と保育者の意識の検討
―園とのやり取りの中で生起する不安に着目して―
―「ラディカル」の概念に着目して―
― 中学校保健体育科「ハードル走」における「わざ」の学習に着目して―
2020(令和2)年度
- 教職課程履修者のライフストーリーからみる教員養成カリキュラムの意味
― 教員免許取得者及び教職課程を履修する大学生のナラティブを手がかりに― - 戦後初期における吹上プランの特徴とその変遷
―森昭の民主主義の教育論との関連から― - 多層的相互行為におけるコミュニケーションの支点としての生徒の沈黙スタイル
―高校1年生の社会科一斉授業における教室談話を通して― - 保育者が持つ絵本の読み聞かせに関する実践知の日中比較
2019(令和元)年度
- 教師の教科アイデンティティがもたらす授業における生徒の教科観ディスコースの変容
―高校一年生の数学科授業の談話にみられるポジショニングを手がかりとして― - 校内授業研究における研究部の役割
- 4-5 歳児の自由遊びにおける鬼ごっこのプロセスに関する研究
―虚構場面の創造と変容― - 探究的な学習に初めて取り組む高校教師の経験に関する研究
―生徒理解と支援のあり方に着目して― - 自由学園における「実際」と「芸術」の融合
―1920年代から1940年代にかけての裁縫教育と美術工芸教育に注目して― - 高校公民科における学習者のカリキュラム経験についての語りの輻輳性
―教師のカリキュラム経験と学習者の人生経験の語りの連関に着目して―
2018(平成30)年度
- 明治・大正期における村井弦斎の食の教育思想
- 中学校数学科における「授業の時空間」の構成
―中学1年「数と式」領域の教室談話の分析― - スウェーデンにおける幼小連携政策の地域性
―コミューンの指針に着目して― - 1990 年代の男子性教育の挑戦と課題
―兵庫性教協オトコプロジェクトを中心として― - アメリカ合衆国ミドルスクールの理念と実践
―教師のフォーマルおよびインフォーマルな協働に着目して― - 学校改革における教師コミュニティの形成と持続
―教師の語りにみる視点の共有に着目して― - 学校不参加生におけるプロジェクト参加の意義
―チーム内のオンライン相互作用を対象として― - 授業においてノート・ワークシートにかくという行為の状況性
―中学2年数学科「関数」領域の授業を事例として― - 戦後の児童文学評論における絵本への価値付与の展開
2017(平成29)年度
- 教師がミドルリーダーに変容する過程の検討
―研究主任の経験に着目して― - 学級に内在する「異なるもの」との接触により顕在化する「差異」を通した学級文化の生成
―M.Agar の「リッチ・ポイント」に着目して― - 「 地域による学校支援活動」のエスノグラフィー
―学校支援ボランティアにおける高齢者の学習に着目して― - フィンランドにおける研究ベースの初等教員養成に関する研究
- 平和教育における教師と学習者のカリキュラム経験の連関
―教師の信念と卒業生の学習経験に関する語りに着目して― - 幼児の描画過程における他者との対話に関する研究
2016(平成28)年度
- 授業における談話空間の協働的生成
―小学校4年生国語科の物語教材を用いた授業の分析― - 中等教育学校教師の教職アイデンティティの揺らぎと熟達
―違和感と戸惑い経験に着目して― - 中学生と教師の行動から観る学校図書館という場所
―書架の配置に着目して― - 特別支援学級における対話の検討
―けやき学級の授業実践を通して― - 戦後初期における健康教育実践の展開
―千葉たつの学校保健構想に着目して― - 一斉授業において教室空間を転換する教師の語り
―中学校社会科における教室談話の分析― - 若手教師の適応的熟達を支える熟練教師の支援
―若手教師の学習に持つ意味に着目して― - 適応指導教室における学習支援
―指導員の語りをもとに―
2015(平成27)年度
- 高等学校の地理の授業実践における文化の政治学
―ヘンリー・ジルーのクリティカル・ペタゴジーの議論を手がかりにして― - 中学校数学における協同問題解決過程の分析
―平面図形問題のつまづきに注目して― - 生徒との関係構築をめぐる教育実習生の経験
―中等教育段階での実習についての語りを通して― - 交流及び共同学習への参加者の活動・自己・他者・障害の理解
―知的ニーズを有する中学生との交流を行った高校生の経験の現象学的解釈学的分析を通して― - 高校教師の語りからみた生徒認知の変容プロセス
- 小学校の総合的な学習の時間における子どもの学習活動への教師の対応
―教師の身体配置をてがかりとして― - 高校生が法概念を習得する過程
―選挙権を題材に法教育の視点から分析する―
2014(平成26)年度
- 文学のプロットを捉える協同的な学習談話の分析
- 保護者との関係についての保育者の語りの分析
―経験年数に着目して― - 中学校数学における探究的な学習過程の分析
- 運動部活動顧問教師のアイデンティティに関する研究
―外部指導員の参加と教師の葛藤の生起に着目して― - 「問題意識喚起の文学教育」の成立と展開
-日本文学協会における実践的探究に着目して- - 校内不登校支援教室をめぐる協働関係
-外部人材・教師・保護者へのインタビューを通して- - 教師による児童のつまづきの把握の検討
-小学校理科における実践的知識へのアプローチ-
2013(平成25)年度
- 授業協議会における専門職アイデンティティの再構築
-学年グループ・全校協議での授業者をめぐる談話に着目して- - 小学校低学年児童の感情的な育ちと教師の応答行為に関する事例研究
- 初任期小学校教師にとっての入職前経験の意味
-教員養成教育を受けた経験と社会人経験についての語りを手がかりに- - 中学校社会科における学習者の意思決定変容過程の検討
-小単元「領土問題を考えるJを事例として- - 文学教材の授業における「読みJという実践の生成
-中学一年国語科授業の談話分析を通して- - 菅間正道の高校世界史実践の検討
-P.A.Woodsの民主的リーダーシップの観点から-
2012(平成24)年度
- 棚橋源太郎の理科教授論の検討
―教授方法論と教材配列論を中心に― - 対話的自己論の概念と実践例の検討
―主体的自己の多数性に着目して― - スクールミドルのリーダーシップ
―教師間の調整方略に着目して― - 探究学習における概念変化プロセスの検討
―小学校の総合的な学習の時間を事例として― - 幼児の共同的造形遊びにおけるモチーフの生成過程の検討
- 教師は「手続き」の意味を児童にいかに考えさせているか
―小一入門期の逸脱場面に着目して― - 3歳児の積み木場面における協働過程の検討
2011(平成23)年度
- 協働学習における子どもの援助行動
―国語の授業を事例として― - M.リップマンの子どものための哲学
―教材とその理念を中心に― - 協働学習における概念変化プロセスの検討
―中学1年の数学授業を事例として― - 授業研究によるディスコース・コミュニティの展開
―ある中学校の事例から―
2010(平成22)年度
- 飛田多喜雄の国語教育研究
-教科専門性の構築を中心に- - 生成文法による英語教材の開発研究
- 高等学校における教師の協働文化
-アンディ・ハーグリーブスの形態論にもとづいて- - ジェイムズ・A・バンクスの多分化教育の理論とカリキュラムの事例研究
- 「学びの共同体」における授業デザインの開発
-ある小学校の事例- - 社会科教師の信念の形成
-ライフストーリーによる事例研究- - 宮崎哲文における人間形成の概念
- 台湾の小学校の英語教育と母語教育
-多言語状況における展開-
2009(平成21)年度
- ニュージーランドにおけるホール・ランゲージ・カリキュラムの展開
- 戦後改革期IFELにおける教員養成改革の構想
- 生成文法による英語教材の開発研究
- 異質グループによる体育学習モデルの研究
-CLSモデルによる器械運動の実践- - 授業における子ども間のピア・コーチング
- 協働的な学習における子ども間の援助行動の変容
- 台湾における九年一貫課程のカリキュラム接続問題
2008(平成20)年度
- 中学校の授業研究協議会におけるディスコースの変容
―バーンスティンの「内部諸関係」の理論を手がかりに― - 高校英語におけるクリティカル・リーディングの実践研究
―サリン・ウォレスの理論を手がかりとして― - 1960年代以降の米国における進歩主義教育
―リリアン・ウェーバーの実践とディスコース― - 中学校理科の協同学習における科学的探究の事例研究
―ジョセフ・シュワブの概念にもとづいて― - 文学教育における多様な解釈の相互理解
―主観批評の理論を手がかりとして― - 国際理解教育における地域学習の意味
―ある教師の実践を中心に― - 授業を想定した教材の知識の形成過程
―ある国語科教師の教科専門性を中心に― - デューイの経験概念による科学と芸術の授業記述モデル
―『論理学-探究の理論』と『経験としての芸術』にもとづいて―
2007(平成19)年度
- 更生保護制度の源流
―人足寄場を中心に― - 道徳の授業における子どもの学習過程
―社会文化的アプローチからの考察― - アメリカにおける現代数学カリキュラムの開発過程
―イリノイ大学学校数学委員会の活動を中心に― - 1970年代イギリスにおける政治教育
―バーナード・クリックとその周辺― - アメリカの教職専門開発学校の展開
―教師教育における理論と実践の結合― - グローバル社会における地域と起業教育
―共同体づくりとしての学びの変容” - アストリート・カイザーを中心とする事実教授の教材開発
- 教職開発における同僚性の再構築
―ある小学校の事例研究― - 国語科教科書における「平和教材」の批判的検討
- 韓国における校内研修の課題
―教師評価の機能と改革の可能性―