教育内容開発コース 修士論文のテーマ
近年の論文題目一覧
2022(令和4)年度
- 高校数学の授業において提示する問題の性質の違いが生徒の非定型問題への取り組みや概念的理解に及ぼす影響
- 日本人学校に通う国際結婚/長期滞在家庭の児童生徒にとっての「居場所」
―マニラ日本人学校を事例に― - 生徒の「平和」に関する概念の再構造化過程に平和学習が及ぼす影響
―被爆証言を題材とした学習の心理学的検討― - 環境問題の解決行動につながる思考を育てる授業の実証的研究
―小学校における野外自然体験学習と探究型の学習を組み合わせた授業デザインの検討― - Grammar Lesson Plans with Special Attention to Differences in ”Construal” between Japanese and English
日英語の視点の違いに着目した文法指導案
2021(令和3)年度
- 教師の持つ知識イメージの様相についての研究
―国際バカロレア教育に焦点を当てて― - Implementation of Concept-Based Language Instruction in ELT Classrooms in Japan
日本の英語教育における概念重視型言語指導法の導入 - 持続可能な開発のための教育(ESD)における教師の認識に関する研究
―教師の「不安」に焦点を当てて―
2020(令和2)年度
- 19 世紀アメリカの教育拡大にライシーアム運動が与えた影響
- 小学校プログラミング教育における既有知識と関連づける学習の効果
―ループに関する概念的理解に着目して― - A Questionnaire-based Research on How EFL Learners’ Views on Fundamental Values of Learning English,Motivation for Learning,and Learning Methodologies Are Interrelated with Each Other
質問紙調査に基づく,外国語学習者の,英語学習の根源的な価値に関する考えと学習動機・学習方法の関係に関する研究 - 中学校数学において納得する時間を設けた授業の効果
―比例の概念的理解と数学に対する関心に着目して― - 児童の関数に関する概念的理解の深化を促進する算数授業
―関数関係とその成立根拠の説明に着目して― - 途上国における変革型リーダーシップにもとづく学校運営
―モンゴルの事例に着目して―
2019(令和元)年度
- ルワンダにおける歴史教育とジェノサイド
―隠されるエスニック・アイデンティティ― - 英語ライティング表現力を育成する小学校外国語科の授業開発
―言語への気づきを促す国際交流活動を用いて― - 高校生のグローバル・シティズンシップ形成につながる教育
―社会の統合的発展を目指す新しい教育への示唆― - 高等学校英語科授業において「自覚的な音読」を促す要素と効果の検証
- 数学的モデル化におけるモデル選択の根拠の説明を促す授業構成の研究
―問題場面とデータを関連づけた補間を題材として― - Efficacy of PPP Instruction in English Grammar Teaching at One of the Lower Secondary Schools in Nepal
ネパールの中学校での英語文法指導におけるPPP教授の効果 - The Use of Literary Materials for Teaching Language in EFL Classrooms in Japan
日本の外国語科授業における言語教育のための文学教材の使用 - 音楽科の鑑賞活動に関する授業実践の心理学的検討
―音楽聴取の言語化と関連づけに着目して―
2018(平成30)年度
- 高等学校における教科内容の枠を超えた国語教育
- 戦後初期における社会科教育をめぐる議論に関する研究
―長坂端午の社会科教育論に着目して― - 科学的思考力を高める理科授業の実証的研究
―放射線領域に着目して― - 数学にかかわる「活用する学力」の育成に関する心理学的研究
- 生徒の概念的理解を促す高校化学の教材・授業構成について
2017(平成29)年度
- 見る人の視点を取り入れた制作過程に関する研究
―中学校美術科デザイン領域の個人ポスター制作の協同過程― - マラウイ共和国における学習者中心型授業に関する研究
―中等学校教師の認識および実践とその規定要因― - コンテストにおける英語スピーチの表現分析
―学校教育への応用― - Investigating Returnees’ Identities Through Their Use of Japanese and
English : A Life Story Research
帰国子女のアイデンティティについてのライフストーリー研究
―日本語と英語の使用に着目して― - 一般化された数学的概念に関する概念的理解の深化を促進する授業の実証的研究
―力学領域の事象を手掛かりとした指数の一般化に着目して― - 第一言語と第二言語におけるコミュニケーション・ストラテジーの比較と分析
- 複式学級の児童による「学年」への認識に関する研究
2016(平成28)年度
- 中学・高校英語教師の教授言語選択
―教育理念と授業実践に着目して― - 事象の本質を捉える社会科学的思考を高める授業の実証的研究
―中学校社会科「高度経済成長期」を題材にして― - 「居場所」施設における青少年の経験
―彼らの語りと施設内の関わり合いに着目して― - 力学的エネルギーと熱の関係理解を促進する授業デザイン
―盲学校における「物理基礎」の授業を通して― - 英語語彙学習方略が類義語の選択に与える影響
―中等英語教育に着目して― - Problems in Teaching Impromptu Speech in Foreign Language
Classrooms : With a Focus on English Classrooms in Japan
外国語教室における即興スピーチを指導するための課題
―日本における英語授業に着目して―
2015(平成27)年度
- Stylistic analysis of drama texts and its pedagogic implications:
focusing on dramatic conversations
戯曲の文体論分析とその英語教育への示唆
―戯曲内会話に注目して― - 性の多様性理解に向けた授業実践の研究
―高校生の認識に着目して― - 教師の経験から見たシティズンシップ教育
―語りと実践に着目して― - インドネシアの観光開発地域における言語利用と役割認識
―バリ島パヤンガンの高校生に着目して― - 漸化式の概念的理解を促す学習方法とそのメカニズム
―作図条件と表作成条件の比較を通して― - フィンランド社会におけるシティズンシップ教育の役割
―政策と実践の考察を通して― - 音読が第二言語における冠詞の産出に及ぼす影響
―日本人英語学習者に焦点をあてて―
2014(平成26)年度
- 戦後日本における英語教育政策の決定過程
- 高等学校における英語教育への文学教材の導入
-簡約版文学作品の使用に着目して- - 数学への関心と概念的理解との関係についての研究
―高校生の一次関数の問題解決を通じて― - Agreement in Interlanguage:Production of Auxiliary‘does’by Japanese Learners of English
(中間言語における一致―日本人英語学習者による助動詞doesの産出に着目して―) - 中等教育の「伝統文化」授業における生徒の学び
―沖縄の空手授業に着目して― - 条件付き確率の理解を深める介入方法の検討
-中学生・高校生の問題解決における誤りと生成された図表の分析を通じて- - 高校英語教員の実践知の研究
-その拡張および実践との関係-
2013(平成25)年度
- 学習英文法における話法再考
-自由間接話法に着目して- - 協同学習を用いた「根拠や証拠を踏まえた論理的表現力」養成方法の検討
-文脈が異なる「聞き手Jのフィードバックは「書き手Jの行動に影響を与えるか- - 小学校国語科授業における文学教材に対する子供の読みとその変容
- English Movies as Teaching Materials for Developing Pragmatic English Skills of Japanese Learners
(日本人学習者の語用論的英語能力を伸ばす教材としての英語の映画) - The Effectiveness and Benefits of Explicit Pronunciation lnstruction :Teaching English Pronunciation to Japanese Junior High School Students
(明示的発音指導の効果と効用 -日本の中学生への英語発音指導-) - 対照実験概念の理解を深める教授方略の検討
-中学校・高等学校理科の授業を通して- - 小学校外国語活動における歌の活用
-英語の音韻的特徴への気づきを促す教材として-
2012(平成24)年度
- 推論課題を用いた論理の授業の有効性について
―逆・裏・対偶を利用した4枚カード問題の解決― - 読みを深めるための発問に関する考察
―高校生の評論文読解における比喩的表現の活用とその効果― - 小学校英語活動におけるリズム教材を中心とした音声指導
- 日本人英語教師の役割に関する考察
―教育の現状と教授法に焦点をあてて― - Effects of Task-Based Focus-on-Form Language Instruction
(タスク活動を用いたフォーカス・オン・フォームによる言語指導の効果) - 生物学を起点とした生命倫理教育の開発
2011(平成23)年度
- 日常的な事象を生かした算数・数学教材や授業に関する研究
―フィンランドと日本の教科書比較を手掛かりに― - <分析>手法を用いた文学作品の読みにおける生徒の読解過程
―読解深化過程に注目して― - 中学校数学における代数と幾何の融合問題に関する考察
― 一次関数と図形の融合問題を通して― - Revaluation of the Use of Japanese in English Language Teaching at Japanese Senior High School
- 日本の英語教育の現状分析とその改善に向けての提言
2010(平成22)年度
- 工作工芸教育不振の背景
―1958(昭和33)年の中学校美術科創設に着目して― - 小学校英語活動における文字提示の検討
―フォニックス法導入による児童の文字と音の関連に関する認識について― - 高等学校の数学授業における協同的活動による理解の深まり
- 解釈を基盤とした教育評価論の再検討
―D.デイヴィドソンの思想を手がかりに― - 高校理科(物理領域)の教育内容の高度化と高大カリキュラム間の円滑な接続を図る研究
―「波動」の学習を中心として― - 微積分学習前後における関係的理解の様相の変化
- 協同的な英文解釈活動における学習過程
―インスクリプションに媒介された対話の分析を通じて―
2009(平成21)年度
- 漱石「こころ」の授業における文芸批評の役割
- 高等学校における論説文の協働的な読解過程の検討
―複数テキストにもとづく表象構成の事例分析― - 初等科理科教育における問題解決学習論の検討
―問題解決学習の特質と歴史的展開から― - 学校におけるシチズンシップの養成について
―政治・人種・平和教育の視点から― - What-If-Not 方略を用いた学習者による問題設定とそのカリキュラム上の位置づけ
―高等学校数学科における長期的な実践を通して― - 「高大接続テスト」の可能性
―数学テストの分析を通して― - 生徒の数学概念が形成される過程
―関数分野の学習を通して― - 疾走フォームの指導法開発に関する研究
- 今和次郎の家政学思想
―戦中から戦後へ―
2008(平成20)年度
- 理科教育研究における社会文化的視点の展開
―R.ドライバーからP.スコットまで― - 文芸翻訳に対する教師の信念
―大学での授業過程分析― - 回帰成就値を利用した評価の一方法
―統計教育の延長としての自己評価― - ケアにおける非対称関係と分配の困難をいかにして乗り越えるか
―エヴァ・キティのDependency work概念およびDouliaの原理をてがかりに― - 中高数学における問題群の「スパイラル構造化」
―「整数」「ベクトル」の授業実践から― - 英語の授業における聴く行為の分析
―高等学校の授業分析―
2007(平成19)年度
- 中等英語科授業における学習言語と母語の機能の検討
- 中学校吹奏楽部における相互作用過程の分析
―わざ言語の伝達過程に注目して― - 数学教育学における論理主義的基礎づけの可能性と必要性について
―19世紀における心理学主義と論理主義の哲学的論争から― - 高等学校「日本史A」教科書を分析する3つの視点
―近現代史の論争点・市民性・原子力― - Content-Based Instruction に則った中学校における英語の授業の考察
―パプチンの「対話」への視座とともに― - 「市民性の教育」としての柳田社会科
―(共生)の視点からの再検討― - 読解授業における教師の応答
―日本の教室談話における参加構造を中心として―